少人数で運営する
企業の発展
その80％以上は
「人」によって決まります
少人数で運営している企業の場合、社長・役員を含むそこで働くスタッフの「意識」が業績に大きな影響を与えます。「意識」のレベルが高いスタッフが多いほど業績が向上し、低ければ分かりやすく低下するということです。
そのため社長・役員を含むすべてのスタッフが、「意識」を一定のレベルまで高め、保つ必要があります。少人数であればあるほどスタッフ一人ひとりの「意識」が影響力を持つため、経営者はこのことを肝に銘じた方がいいでしょう。
Point.01 「経営理念」「目標」への意識
しっかりとした「経営理念」「目標」は存在していますか？それらがある場合は、社長以外の役員・スタッフは社長と同じレベルで、「経営理念」「目標」を意識しているでしょうか？「経営理念」「目標」はそこに所属するスタッフの帰る場所、「拠り所」となります。「経営理念」「目標」への意識の段階を、社長とほかのスタッフで一致させましょう。
Point.02 「何をもたらすのか」への意識
貴社の提供するサービスがお客様に何をもたらし、どんな満足を提供できるのか。これらを定義できていますか？社長以外の役員・スタッフも、社長と同じ意識の高さで、これらを理解していますか？
これこそが、お客様からフィー（対価）をいただくポイントです。この意識が低いと価格競争に巻き込まれることになります。Point.03 「誰に提供するのか」への意識
貴社の各サービスは誰に提供するものでしょうか？「ペルソナ」は決定していますか？誰に喜んでもらいたいですか？それらが明確な場合は、役員・スタッフは社長と同じレベルの意識を持って、お客様と接していますか？
「誰に提供するか」は、これからの時代最大の差別化になります。Point.04 「時間」への意識
時間の使い方、特にスピード感についての役員・スタッフの意識は、社長と同じですか？「スピード＝組織のパワー」です。速ければ、速いほどパワフルです。この時間に関する意識にずれがあると、社内の雰囲気や風通しが一気に悪くなります。
Point.05 その事業を行う
「理由」「大義」への意識なぜその事業・サービスを提供するのでしょうか？その意識を社長と役員・スタッフと同じレベルで持てているとしたら、間違いなくその事業・サービスは成功するでしょう。