少人数で運営されている企業において、
社長からの明確なメッセージは社員が一丸となって
目標達成に向かうために不可欠です。

私の経験と観察では
所謂大企業よりもはるかに少人数企業の方が
社長のメッセージの重要性が高いと感じています。

社長の在り方が社員に影響を及ぼすの度合いが
少人数企業の場合、圧倒的に大人数の企業より
大きい・・・ということがその理由と思います。

その企業のトップである社長が発する
「目標」「自社の存在意義、目的」「方針」
「戦略」「戦術」「達成に必要な数値」「スタッフへの要求」

といった要素が、組織全体に具体的な行動・役割を提示することになります。
これにより、社員は自分の役割を理解し、チームの目標に連動した行動が可能になります。

社長のメッセージが明確であれば、
社員は具体的な方向性を持つことができ、業務の優先順位も明確になります。
目標が示されることで、社員は自らの行動が
どのようにチーム全体に貢献しているかを実感し、モチベーションが向上します。

このブログでも頻繁にお伝えしています

「生産こそが士気の向上に繋がる」

なのです。

やる気の有無は関係なく、明確に示された目標に貢献する生産をすることが
結果としてもっとやろう、やりたいといった創造を生み出していくのです。

併せて達成に必要な数値を明示することで、進捗が可視化できて、
目標に向けた戦略を迅速に修正することも可能になります。

結果として、組織全体のパフォーマンスが向上し、
目標を達成する可能性が大いに高まるということになります。

一方で、社長のメッセージが曖昧であったり、言語化されていない場合、
少人数で運営している企業においては統率が難しくなります。

社員が各々バラバラな行動を取り、
結果として達成すべき数値から遠のく事態が発生しかねません。

とは言え、社長がメッセージを発信することに対して
社員からの反発を感じることもあるかもしれません。
それによって社長が伝えたいメッセージを躊躇ってしまう・・・

特に少人数の企業の社長は自身のメッセージを言うべきが
迷っている方は多いと思いますし、社員に伝えていない方のほうが多いのでは？
とも思っています。

しかしながら社長が明確なメッセージを発信することは、
結果として大きなプラスの効果をもたらします。
社員の信頼を獲得し、組織内の一体感を高めることにつながるのです。

社長の勇気あるメッセージ発信が、企業の成長を左右する重要な要素となります。
具体的な目標や方針を打ち出すことで、社員は一丸となり、
達成すべき数値に向かって進むことができます。

そのメッセージを伝えることに躊躇い、迷いを感じている
少人数で運営している企業の経営者の方、ぜひ一度弊社の無料相談をご活用下さい。
強かで、活気があって、たくましいチームを創るお手伝いができたら幸いです。

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。