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少人数で運営している企業の経営者がしてはいけない唯一のこと

少人数(特に10名以下)運営している企業の経営者がしてはいけない唯一のこと

1.ある少人数(10名以下で運営)している企業の代表の悩み

いつもありがとうございます。

プロエッジ鈴木です。

私は少人数(特に10名以下で)
運営している企業・組織の
経営者が抱えている問題や課題を
解決するお手伝いをしています。

私のサポートの結果は

「活気があり、風通しの良い再現性の高い組織の構築」

「社員のやる気と生産性の向上による
現在行っているビジネスの売り上げ・利益の拡大」

「社長が自社の未来を創造するための
緊急ではないが重要なことをする時間の増加」

となります。

早速本題へ

先日モデル事務所の代表の方と
お話させていただく機会がありました。

彼女は2代目で本当は継ぐつもりもなかったようですが
創業者である父上の意向を受けて、逡巡した結果
代表として会社を引き継ぐことになったそうです。

その彼女が戸惑ったのが

「自分がどこまでしてもよいものか・・・判断がつかない」
「やったほうがよいなーと思いながら、なかなか決断できない」

ということでした。

2.経営者と社員の違いとは何か?

彼女は父上の会社を引き継ぐまでは
一般社員として他の企業で勤務していましたので
その勤め先の仕事の一部を行っていたわけです。

彼女はその仕事に責任をもって取り組んでいたわけですが・・・

この仕事に取り組めるのは、経営者が仕組みを作り
その仕組みを経営者が事業責任者を決めて
その事業責任者に運営を依頼して
その事業責任者が仕事のフロー(流れ)を決めて
その役割をあてがわれた社員がその仕事を担う・・・

ということでその社員は仕事を行うことができるわけです。


このことから仕事をする条件をと整える上で
社員はかなり受け身であるということが
おわかりになるかと思います。
(実際その仕事をする上では、主体的にならないとまずいのですが)

対して、経営者はどうでしょうか?

経営者はまず「仕組み」を作る・・・
ということからスタートします。

実は世の中のあらゆる仕事は
この「仕組み」ができたから
発生するわけです。

必要なものを、サービスを
欲しい人に提供するための

「仕組みをまず作る」

経営者は何もないところから
まず自分が主体となって
創造をし、そして実際に生み出す

のが役割となります。

経営者と社員
ビジネスシーンでの立ち位置が
かなり異なります・・・

今回お話した彼女は社員の期間が長かったこともあり

誰からの指示や後ろ盾が無く
新たな創造することが不慣れだったり
実際創造できたとしても、それを実行に移すことになると

やはり怖さとか心配とか不安とかを感じ、迷ってしまう・・・

ということでした。

3.経営者(社長)がしてはいけない唯一のこと

でここで表題の話になるわけですが

「社長が、経営者がやってはいけない唯一のこと」とは


「迷い、決断しないこと」

です。

少人数(特に10名以下)運営している
企業にとってはよりとてもまずいことになります。


実はこれ、会社にとって好ましいと
思われないことをする決断をするより

「まずい」

ことなのです。


社長・経営者の迷いは
今いるスタッフにすぐに伝わります。

社長・経営者が決断ができないと
前に進めなくなります
方向が見えなくなります。


どんなにまずい決断よりも
しないよりはするほうがまし・・・

なのです。


とは言え、それでも

「判断がつかない」

ことって発生するし、今もお持ちかと思います。


その時は、「今は判断しない」

という決断をしていただきたいと思います。


とりあえず馬なり、なるようになる
今は判断しない・・・という決断をすることで
自分が抱えている未完了が完了します。

もちろんいつかは完了させねばですが
未完了、決断できていないことを
抱えていると、そこに意識がすごくとられて
決断できることもなかなかできなくなるといった
悪い影響を与えることになります。
そうすると社内の雰囲気、組織のフローはとても悪くなります。

ですから、経営者は常に未完了が無いように
常に決断し、ご自身の思考を整理する習慣がとても重要です。

またこれに付け加えて、ビジネスのアイディアややりたいと思っていることがあるのでしたら
できるところから、さっさと始めてしまうのが絶対に、絶対に良いです!


「〇〇が整ってから」
「△△ができたら」

と言って、スタートを遅らせる、何かを待つのは賢明ではありません。

始められると思ったら、やってしまう・・・

始めたら当初想像もしていなかったことが起きるかもしれません。
予想より楽にできるとか、思ったより大変だったとか
本当にやってみないとわからないこと、頭の中ではわからないこと
結構出てくるかと思います。

なので社長・経営者は新たなビジネスや何か新たな事業をやろうと思ったら
とにかく、できるとこころから始める決断をしていただきたいと思っています。
このことは先程申し上げました「迷い・未完了」を減らすことにも役に立ちます。


そしてこの迷い、決断できない状態を解消するために
私は存在していると思っています。

前出のモデル会社の社長様のサポートをさせていただくことも決定しました。

私の経験と観察では社長・経営者が良いと思われるビジネスプランは
素早く、タイミングよく行えば80%はうまくいく、結果がでるものだと思っています。

社長・経営者の素晴らしい考え、計画をいち早く、現実にしていただきたい!
そんなお手伝いをこれからも続けていきます!!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

プロエッジ
鈴木雄一朗

https://proedge.jp/

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