BLOG ブログ

「社員のポジショニング」とは?社長・経営者が本来すべき仕事をするための組織作り

「社員のポジショニング」とは?社長・経営者が本来すべき仕事をするための組織作り

少人数(特に20名以下で)
運営している企業・組織の
経営者がお持ちになりがちな課題・問題

例えば

「新規開拓ができない」
「営業活動の不足」
「セールスプロモーション」
「組織作り」
「社員のポジショニング」
「人材育成・教育」
「社員の採用・定着」

などについて
経営者が素早く決断し
行動するためのサポートしています。

私のサポートの結果は

「活気があり、風通しの良い再現性の高い組織の構築」

「活発に社外への発信がもたらす良いフローの増加」

「社員のやる気と生産性の向上による
現在行っているビジネスの売り上げ・利益の拡大」

「社長が自社の未来を創造するための
緊急ではないが重要なことをする時間の増加」

となります。

今日のお題は「社員のポジショニング」

早速本題へまいりましょう!

「社員のポジショニング」とは?

私はクライアントに対して本日のタイトルである「社員のポジショニング」について触れる機会がとても多いです。
それだけ「社員のポジショニング」は意外に適当、成り行き任せ、なんとなくやっていることがほとんどの企業が多いのです。
そして実は意外なことに風通しの悪そうな大企業よりも、少人数で運営している企業の方が、この「社員のポジショニング」がいい加減なことが圧倒的に多かったりします。

ここで改めて「社員のポジショニング」の定義を紹介しましょう。定義は下記の通りです。

「グループ・組織に所属するメンバー各々にその役割や行動の目的を理解させ、業務の目標達成のための役割を与え、行動させること」

となります。

野球で言えば、試合に勝つために、試合に出る選手に打順や守備位置を伝えたり、控えの選手にも各々の役割を伝えその役割の内容と目的を理解させ試合に臨ませることといった感じでしょうか?


ポジショニングがなされていないと何が起きるのか?

具体的にポジショニングができていないと何が起こるのでしょうか?
野球ではサードとショートの間に転がったボールを転がった場所によってどちらが取るかは決めていないと、誰も取りに行かない、または両方で取りに行ってぶつかってしまって・・・結局取ることができないなんてことが起きます。

これはまだ良い方で、 外野の守備位置をちゃんと決めておかないと、実際にライトにボールが飛んだ時、ライトに誰もいないなんてことが起きたりします。ではライトはどこに入っているのかと言うと・・・センターの所でレフトとライトで3人でおしゃべりしてたなんてことも・・・

打順をちゃんと決めておかないと、社長が出塁してさあ次のバッター!と期待していたら、次のバッターがなかなかバッターボックスに入らない。何をしてるのかなと思ったらベンチの裏でタバコを吸いながらスマホをいじっていた・・・なんてことが(T_T)

これは草野球のひどい例えですが、これに負けず劣らず酷い状況が社員のポジショニングをしないと実際の職場で起きるかもしれません・・・というか実際に起きています。

20名以下で運営している企業のポジショニングの特徴

ですので、試合に勝つ、ビジネスを上手くいかすには「ポジショニング」が重要なわけですが、社員の前に「社長のポジショニング」についてふれておきましょう。

私のクライアントである20名以下で運営している企業の社長の多くは野球で例えるならばピッチャーで四番の存在です。
まさにチームの中心選手となります。

その中心選手が十分に機能するためには周りの選手がその打順や守備位置に応じた役割と目的をしっかり理解して試合に臨む必要がありますが、先程例えでお伝えしたように、その周りの選手が完璧でないことが多いです。
完璧でないというよりも、全く十分でないことの方が多いかもしれません。

そしてなんと!中心選手である社長はあまり「周りの選手」である経験がないので、その周りの選手にその役割や目的を伝えるのが上手ではありません。
なぜならば中心選手として優秀すぎるがゆえに一人でほとんどのことをカバーできてしまうことがあるからです。

まあ本当に草野球のような1カ月に1度ぐらいにしかない試合の時にはそれで良いのかもしれません。
ただし会社はそうはいきません。毎日続いて行きます。
さすがに社長一人では、何年も続けて一人で試合に勝ち続けることは難しいようです。
同じパフォーマンスを年中続けることもやはり難しいです。

ですからやはり中心選手である社長は一人でゲームをするのではなく、周りのスタッフ社員と一緒にゲームをする必要があるわけです。

ポジショニングをしないと社長に何が起きるのか?

同時にそうしないと社長はいつまでたっても自分が本来すべき

「緊急ではないけれども重要な仕事」

にとりかかることはできません。

「緊急ではないけれども重要な仕事」とは

新規開拓、新事業・新製品・新サービスの開発、新しい人事制度、人材の採用など、今すぐ必要ではないが、近い将来間違いなく必要になる自社の未来につながる創造的な仕事、行動ということになります。

ポジショニングが不十分ですと、このような事よりも社長がいつもやることは重要であるが重要でないかにも関わらずいつも緊急の仕事しか取り掛かることはできません。

これでは今日明日の飯が食べられても、明るい未来、発展した将来を築くための仕事ができない状態が続きます。

いつまでもいつまでも四番でピッチャーを続けることになり、さすがにくたびれてきます。
自分の次を担う人材をなかなか育てることもできません。
野球で言えば、監督やオーナー立場になりたくても、いつまでも現役選手を続けることになってしまいます。

現役が好きな経営者の方って実際いらっしゃるのですが、そういう企業はなかなか大きく発展できないのが現実です。

企業が、特に20名以下で運営している企業が発展するには、適切なポジショニングを行い、社長は常に未来につながる仕事を行える体制、そしてそのポジショニングによって人材を育成し、生産を上げ、同時に売上や利益を拡大して、その彼らの中から次の世代を担う人材を輩出するということが必要になるということをご理解頂けたかと思います。

社員のポジショニングについてご関心を頂いた方はプロエッジの無料相談へ!

いかがでしたでしょうか?

このブログをお読みになって、自社のポジショニングが不十分であると感じられた経営者の方、ポジショニングに関心をお持ちになった方は是非一度ご相談下さい。

社長の想いや考えをご自身を含めた社員のポジショニングで実現していきましょう。

「お問い合わせはこちら」

をクリックしていただき、お申込み下さい。

お問い合わせ内容の欄に

「ポジショニング」

とだけお書き頂ければ、無料相談(60分)のアポイントのご連絡をさせていただきます


今日はここまで。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

CONTACT
お問い合わせ

当社へのお問い合わせは下記から承ります。お気軽にご連絡ください。