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少人数企業の経営者が社員との適切なコミュニケーションの距離感を取るには

少人数企業の経営者が社員との適切なコミュニケーションの距離感を取るには

少人数で運営している企業での社長と社員との適切な距離感について

少人数の企業がしっかり提供できていること
いつもありがとうございます。

プロエッジ鈴木です。

私は20名以下で運営している企業・組織の
経営者が抱えている

「人」に関する問題や課題を
解決するお手伝いをしています。

私のサポートの結果は

「活気があり、風通しの良い再現性の高い組織の構築」

「社員のやる気と生産性の向上による
現在行っているビジネスの売り上げ・利益の拡大」

「社長が自社の未来を創造するための
緊急ではないが重要なことをする時間の増加」

となります。

今日は少人数で運営している企業の
社長と社員の距離感についてお伝えします!

https://proedge.jp/

少人数で運営している企業の社長は人との適切なコミュニケーションの距離感を取るのが苦手な人が結構いる。

私の主となるお客様である
20名以下で運営している企業の社長からの相談で



「経営者と社員の距離感」



があります。



いわゆる社長に準ずる方
NO2と呼ばれるような気心の知れた人がいると


その人が間に立って
経営者(社長の意向)を
伝えてくれたりして

経営者と社員が近づき過ぎることなく
程よい距離感を保ってくれたりします。



逆に「NO2」的な存在がいないと
社員にどこまで、どの程度自分の思いや考えを
言ったらよいか、どこまで押してよいのか
どこまで寄り添ったらよいのか・・・などなど


社員との「距離感」がつかめていない

経営者(社長)はとても多いのでは・・・

この「距離感」を取りにくく感じるのは・・・

そもそも気質として
少人数で運営している企業の社長が
まだご自身がある会社の社員だった際
上司などからこの類の「距離感」を
詰められるのをあまり好まない傾向があります。。

言い切っては何ですが
これはかなりそうなのでは?!と確信しています。


「自分の思ったこと」
「やるべきこと」


を自分で見つけ、自分で様々なところに掛け合い
方向づけ、解決や実際の生産・提供につなげる。

この自主性・意欲の高さはやはり
ご自身で会社を創業・経営されている
社長、経営者の特徴です。

「自分でやるし、できる」

そのバイタリティがあるから
社長のような立場を務めていられるのかと。

社員への社長の気遣いが適切な距離感を取ることを難しくさせる?!

ただ上司から何か言われてやることは
あまりお好きな出ない方が多いので
(自分で何でも進んで自らされるので)

上司になった自分が部下である社員に取る
距離をどの程度に設定してよいかわからない・・・

もう少し具体的には
自分が思う同じレベルを要求してよいか「躊躇」してしまう

ついつい相手のことを考え気遣ってしまい
「上手く伝わらないのでは?」と思ってしまう


方が多いように見受けられ
同時に社員に対して
自分の仕事のレベルと比べると
どうしても物足りないので、
もどかしく思ってしまう・・・

そうなると余計に言えなくなる・・・

こともあるのかと思います。

ですから必要があれば
自らからコミュニケーションを取る
距離感を詰めてくるような社員はいつでもウェルカム
(かつて社長自身がそうしたように・・・)

と思っている経営者・社長は多いと思います(^-^;

社長が社員との適切な距離感の設定が難しいのはなぜか?

ただ結論を申し上げますと相手が詰めてくるのを
待っていては社長が感じている社員との
良い適切な「距離感」を設定することは解決しません。

社長が迷っている「距離感」は社員も同じように感じています。
社員は大概、20名以下で運営している企業では
社員の95%が経営者(社長)との
自分にとって心地よい距離であることを望んでいます。

とは言え、社員からその距離感を設定しようと
経営者(社長)に働きかけてくることはまずありません。
(実は20名以下で運営している企業の社長はそういう社員好きですが(^-^;)

これは社長(雇用者)と社員(被雇用者)の違い
変化を受け入れる力、主体性のレベルが
全く違うからなのです。


社長(経営者)は変化を生み出し続けることが仕事であり、
元々その変化を好み、積極的に受け入れることができます。

対して社員(被雇用者)は変化についてすべて
「拒否する」(良いことでも悪いことでも)傾向があり
現状維持を好み、今あることをしっかり行うことが
最も大事なことであったりします。

なので社長が「自分が社員の時は・・・」と言ってみても
少人数で運営している企業の社長をやっているような人は

「元々が社長気質、経営者気質」

なので今のいらっしゃる社員の方は違う人種と
お考えいただくのが良い・・・ということになります。

社長はどのようにしたら社員と望ましい適切な距離感を設定できるか?

ということで解決策としては

社長が自社の方向性・目標があるなら
それらに照らし合わせて

個々の社員に望むこと、期待すること
などをそれぞれに伝えていただくことが

個々の社員との適切な良い距離感を作ることになります。

社長が個々の社員に対して何らかの思いや考え
要求や期待などが社長の頭・心の中にある時、

それを相手に伝えないと
不思議なくらい表面的なコミュニケーションになります。
そのコミュニケーションはほとんど伝わらないです。
実質意味はありません。

逆に社長が個々の社員に
しっかり考えや思いを伝えた時は

社員の方は

「社長が考えや思いを伝えてくれた」
「社長が自分の存在を認めてくれた」

という考えに至り

社員の方からも思いがけない思いや考えを
知ることができるかもしれません。


なので社長(経営者)は社員との
距離感を適切な形にされたいならば
まずは「ご自身のその社員への考えや思い」

を伝えるようにしてください!!

そしてここから先は細かい話になりますが・・・

個々の社員に対する思いや考えを社長が話すときは
必ず1対1の個別の形でお伝えください。
(全体会議の中でやってはいけません)

さらに社員に対してネガティブな考えや思いがある時には

ネガティブの理由を探す「何故そうなのか」ではなく
ポジティブに転換できるための「どうしたら、変えられるか」

の形でコミュニケーションを取っていただきたいと思います。

「何故?」

は反応的に追い込まれる印象を与えます。
(これは人間の性みないなものです)

社長からの「何故?」を自分のこととして
突き詰めていくことができる社員は
おそらく10人いたら1人か2人かと思います。

残りの8~9人はその何故から逃れようという意識
そこは見たくないという意識がどうしても働きます。

それらのスタッフにも最終的には「何故」に向き合わせなければ
ならないのですが、これは次のステップになるとお考え下さい。

まずは「どうしたらよくなるのか」の形でコミュニケーションをしていただき、
結果が出たら、次の段階へ進むことをお勧めします。

繰り返しになりますが
社長と社員の距離感を詰めるのは
「社長」(経営者)の仕事です。

これが上手くいくと

本当に職場の雰囲気は良くなります。
当然生産も上がり、風通しもよくなり
良いコミュニケーションが活発になります。
当然社員の定着率も上がります。

結果、売上も利益も上がります!

それでもやっぱり社員との距離感の設定が
どうも難しい・・・
とお考えの社長がいらっしゃいましたら
どうぞお気軽にお問合せください。

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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