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少人数で運営している企業での社長と個々の社員とのコミュニケーションの距離感について

少人数で運営している企業の社長と社員のコミュニケーションの距離感について

いつもありがとうございます。

プロエッジ鈴木です。


少人数(特に10名以下で)
運営している企業・組織の
経営者が抱えている問題や課題を
解決するお手伝いをしています。

私のサポートの結果は

「活気があり、風通しの良い再現性の高い組織の構築」

「社員のやる気と生産性の向上による
現在行っているビジネスの売り上げ・利益の拡大」

「社長が自社の未来を創造するための
緊急ではないが重要なことをする時間の増加」

となります。


では本題へ。

社員とのコミュニケーションの距離感がつかむのが苦手な社長は多い?!

少人数で運営している企業の社長からの相談で



「社員との距離感」



があります。



NO2など気心の知れた人が

役員としていればそのNO2の方に言える



その人が間に立って

上手く社員との意思疎通を取り持ってくれたりする



など問題ないかと思いますが



そういう「NO2」的な存在がいないと

社員にどこまで、どの程度自分の思いや考えを

言ったらよいか「距離感」がつかめていない

経営者の方、とても多いのでは・・・



と感じています。


この「距離感」ですが・・・・

まずそもそも気質として
少人数で運営している企業の社長は

まだご自身がある会社の社員だった際
上司などからこの類の「距離感」を
詰められるのをあまり好みません。

言い切っては何ですが
その傾向がかなり強いと確信しています。

逆に自分が必要に応じて詰めるのは
得意!かと思います。


「自分の思ったこと」
「やるべきこと」

を自分で見つけ、自分で様々なところに掛け合い
方向づけ、解決や実際の生産・提供につなげる。

この自主性・意欲の高さが
結果的に自分で会社を経営するに至ってる
のではないかと私は思っています。


ですから上司になった自分が
自身の思いや考えを部下の社員に伝えるということは
かつて自分がされて「あまり良い印象がない」
ことなので、「躊躇」があるのも仕方がない
ついつい相手のことを考え気遣ってしまう
「上手く伝わらないのでは?」と思っても
仕方が無いのかもしれません・・・・


必要があれば社員自らからコミュニケーションを取る
距離感を詰めてくる、自分はいつでもウェルカム
(かつて社長自身がそうしたように・・・)
と思っている経営者・社長は多いと思います(^-^;

社員とのコミュニケーションの距離感を詰めるには?

ただ結論を申し上げますと相手が詰めてくるのを
待っていては社長か感じている社員との
「距離感」の問題は解決しません。

社長が迷っている「距離感」は社員も同じように感じています。
ただ社長(経営者)と社員(被雇用者)との違いは
変化を受け入れる力に違い、主体性の違いがあるからです。


社長(経営者)は変化を生み出し続けることが仕事であり、
元々その変化を好む、積極的に受け入れることができます。

対して社員(被雇用者)は変化についてすべて
「拒否する」(良いことでも悪いことでも)傾向があり
現状維持を好み、今あることをしっかり行うことが
最も大事なことであったりします。

なので社長が「自分が社員の時は・・・」と言ってみても
少人数で運営している企業の社長をやっているような人は

「元々が社長気質、経営者気質」

なので今のいらっしゃる社員の方は違う人種と
お考えいただくのが良い・・・ということになります。


ならばどうすればよいのか・・・
ということになりますが

社長が会社の方向性を持っていて
それに照らし合わせて
個々の社員に思いや考えがあるなら
その思いや考えは社員に伝えていただくことが
より良い社員との距離感を作ることになります。

社長が個々の社員に対して何らかの思いや考え
要求や期待などがある時、それを相手に伝えないと
不思議なくらい表面的なコミュニケーションになります。

逆に社長が個々の社員にしっかり考えや思いを伝えきれた時は
社員の方は「社長が考えや思いを伝えてくれた」
「自分が認められた」という考えに至り、
社員の方からも思いがけない思いや考えも知ることができるかもしれません。


なので社長(経営者)は社員との距離感を快適な形にされたいときは
まずは「ご自身のその人に思っている考えや思い」を伝えるようにしてください!!

距離感を詰める際の社員へのアプローチについて

そしてここから先は細かい話になりますが・・・

個々の社員に対する思いや考えを社長が話すときは
必ず1対1の個別の形でお伝えください。
(全体会議の中でやってはいけません)

さらに社員に対してネガティブな考えや思いがある時には

ネガティブの理由を探す「何故そうなのか」ではなく
ポジティブに転換できるための「どうしたら、変えられるか」

の形でコミュニケーションを取っていただきたと思います。

「何故は?」はひたすら追い込んでいく形になります。
社長からの「何故を?」を自分のこととして
突き詰めていくことができる社員は
おそらく10人いたら1人か2人かと思います。

残りの8~9人はその何故から逃れようという意識
そこは見たくないという意識がどうしても働きます。

それらのスタッフにも最終的には「何故に」に向き合わせなければ
ならないのですが、これは次のステップになるとお考え下さい。

まずは「どうしたらよくなるのか」の形でコミュニケーションをしていただき、
結果が出たら、次の段階へ進むことをお勧めします。

繰り返しになりますが
社長と社員の距離感を詰めるのは
「社長」(経営者)の仕事です。

ただこれが上手くいくと
本当に職場の雰囲気は良くなります。
当然生産も上がり、風通しもよくなり
結果、売上も上がります!

それでもやっぱりどうも難しい・・・
とお考えの社長がいらっしゃいましたら
どうぞお気軽にお問合せください。
ただいま特別価格でのサポートも提供しています。

詳しくはこちら
https://bit.ly/3yEGr58

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

プロエッジ
鈴木雄一朗

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